揚げパンのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

揚げパンのカロリーは369kcal（100gあたり）！これってどうなの？

揚げパンの可食部100gあたりのカロリーは、369kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中189位です。これは多い順にすると上位11％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルので揚げパンのカロリーを評価すると、137件中59位です。これは上位から43％に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。

カロリー	369Kcal
全体での評価	189位 / 1592件中（上位11％…高い）
「菓子」ジャンル内での評価	59位 / 137件中（上位43％…平均的）

なぜ揚げパンのカロリーは高いの？なにが含まれているの？

引用元：サントリー

揚げパンのカロリーが高い理由

揚げパンのカロリーは、可食部100gあたり369kcalと非常に高いです。この高いカロリーの理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。

糖質が多い

揚げパンには、可食部100gあたり43.8gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源となりますが、摂りすぎると体内に余分なエネルギーが蓄積され、体重増加の原因となります。揚げパンの糖質量は多いため、カロリーも高くなっていると考えられます。

脂質が多い

揚げパンには、可食部100gあたり18.7gの脂質が含まれています。脂質もエネルギー源となりますが、糖質と同様に摂りすぎると体内に蓄積され、体重増加や生活習慣病のリスクを高める可能性があります。揚げパンの脂質量も多いため、カロリーが高くなっていると考えられます。

食物繊維が少ない

揚げパンには、可食部100gあたり1.8gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収を遅らせるため、満腹感を持続させる効果があります。しかし、揚げパンの食物繊維量は少ないため、満腹感が得にくく、食べ過ぎてしまう可能性があります。

タンパク質は普通

揚げパンには、可食部100gあたり8.7gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。揚げパンのタンパク質量は普通であり、カロリーの高さには直接的な関係はないと考えられます。

以上の理由から、揚げパンのカロリーが高いと評価されています。糖質と脂質の多さ、食物繊維の少なさが主な要因となっています。揚げパンを食べる際には、適量を意識し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「揚げパン」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	43.8g	4	175.2kcal
炭水化物のうち、食物繊維	1.8g	2	3.6kcal
たんぱく質	8.7g	4	34.8kcal
脂質	18.7g	9	168.3kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

揚げパンは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

引用元：ニッスイ

揚げパンは、低糖質ダイエットに使える？

揚げパンは、多くの人々にとっては魅力的なおやつや朝食の一部です。しかし、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、揚げパンは避けるべき食品の一つです。なぜなら、揚げパンには糖質が多く含まれているからです。

揚げパンの糖質量は43.8g

揚げパンの糖質量は、なんと43.8gもあります。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、1日の糖質摂取量を抑える必要がありますので、揚げパンはその目標とは逆行してしまいます。

揚げパンは血糖値を急上昇させる

揚げパンは、糖質が多いだけでなく、糖質の吸収が速い特徴もあります。これは、血糖値を急上昇させることにつながります。低糖質ダイエットでは、血糖値の急激な上昇を避けることが重要です。揚げパンを摂取することで、血糖値の上昇を招き、ダイエットの効果を損なう可能性があります。

揚げパンは低糖質ダイエットに不向き

以上の理由から、揚げパンは低糖質ダイエットには不向きな食品と言えます。低糖質ダイエットを実践している方は、揚げパンの摂取を控えることをおすすめします。代わりに、糖質の少ない食品や低糖質のおやつを選ぶことで、ダイエットの効果を高めることができます。

まとめ

揚げパンは、糖質量が多く血糖値を急上昇させる食品です。低糖質ダイエットを実践している方にとっては、揚げパンは避けるべき食品となります。代わりに、糖質の少ない食品を選ぶことで、健康的なダイエットを実現することができます。

揚げパンは、低脂質ダイエットに使える！？

引用元：サントリー

揚げパンは、低脂質ダイエットに使える？

揚げパンは、多くの人にとって美味しいお菓子の一つです。しかし、揚げパンには高い脂質が含まれており、低脂質ダイエットには不向きな食品と言えます。ここでは、揚げパンの脂質含有量と、低脂質ダイエットにおける問題点について考えてみましょう。

揚げパンの脂質含有量は18.7g

揚げパンの脂質含有量は、一般的に18.7gとされています。この数値は、1個あたりの揚げパンに含まれる脂質の量を示しています。低脂質ダイエットを行っている方にとっては、この数値はかなり高いと言えるでしょう。低脂質ダイエットでは、1日の脂質摂取量を制限することが一般的ですが、揚げパンを食べることでその制限を超えてしまう可能性があります。

低脂質ダイエットにおける問題点

低脂質ダイエットは、脂肪の摂取量を制限することで体重の減少を目指すダイエット方法です。しかし、脂質は体に必要な栄養素の一つであり、適切な量を摂取することが重要です。揚げパンのような高脂質の食品を過剰に摂取してしまうと、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

揚げパンは低脂質ダイエットに不向き

以上の理由から、揚げパンは低脂質ダイエットには不向きな食品と言えます。低脂質ダイエットを実践している方は、揚げパンの摂取を控えることをおすすめします。代わりに、低脂肪のお菓子や穀物を選ぶことで、健康的なダイエットを実現することができます。

低脂質ダイエットは、健康的な体重減少を目指すための方法です。揚げパンのような高脂質の食品を摂取することは、その目標に逆行する可能性があります。食事の選択には注意し、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

「揚げパン」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	369	Kcal	高い
炭水化物	43.5	g
└糖質	43.8	g	多い
└食物繊維	1.8	g	普通
たんぱく質	8.7	g	普通
脂質	18.7	g	多い
「揚げパン」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	27.7	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.4	g	普通
コレステロール	3	mg	普通
食塩相当量	1.1	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「揚げパン」のビタミン・無機質等
ナトリウム	450	mg	多い
カリウム	110	mg	低い
カルシウム	42	mg	普通
マグネシウム	19	mg	普通
リン	86	mg	普通
鉄	0.6	mg	普通
亜鉛	0.7	mg	普通
銅	0.09	mg	普通
マンガン	0.29	mg	多い
ヨウ素	22	μg	多い
セレン	13	μg	多い
クロム	1	μg	多い
モリブデン	11	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	1	μg	普通
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	3	μg	普通
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	3	μg	普通
└レチノール活性当量	2	μg	普通
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	4.3	mg	多い
└β-トコフェロール	0.2	mg	多い
└γ-トコフェロール	4.5	mg	多い
└δ-トコフェロール	0.2	mg	多い
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.18	mg	多い
ビタミンB2	0.13	mg	普通
ナイアシン	1.2	mg	普通
ビタミンB6	0.05	mg	普通
ビタミンB12	0.1	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.32	mg	普通
ビオチン	4.0	μg	多い
ビタミンC	0	mg	無し

揚げパン部分のみ

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。