このページでは、菓子のカステラまんじゅうを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
カステラまんじゅうのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはカステラまんじゅうの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 292 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (62.6) | g | |
└糖質 | (61.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (2.4) | g | 多い |
たんぱく質 | (6.7) | g | 普通 |
脂質 | (2.1) | g | 普通 |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> まんじゅう カステラまんじゅう こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、カステラまんじゅうがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
カステラまんじゅうはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
カステラまんじゅうとは?どんな食材?
カステラまんじゅうは、和菓子の一種であり、その食材は以下の3つに絞られます。
1. カステラ生地
カステラまんじゅうの主な食材は、もちろんカステラ生地です。カステラ生地は、卵、砂糖、薄力粉、そして少量の蜂蜜を使用して作られます。この生地は、ふんわりとした食感と甘さが特徴であり、まんじゅうの外側を包み込む役割を果たします。
2. あんこ
カステラまんじゅうの中には、通常、あんこが入っています。あんこは、主にこしあんが使用され、砂糖と餡子豆で作られます。このあんこは、カステラ生地との相性が良く、まんじゅうの中にほどよい甘さとなめらかな食感をもたらします。
3. その他の食材
カステラまんじゅうには、上記の2つの主要な食材に加えて、さまざまなバリエーションが存在します。例えば、抹茶を使用した抹茶まんじゅうや、チーズを使用したチーズまんじゅうなどがあります。これらの食材は、カステラまんじゅうの味と風味をさらに引き立て、多様性をもたらします。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はカステラまんじゅうがダイエットにどう役立つか説明します!
カステラまんじゅうはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
カロリーが高いが、栄養バランスを考えた食事に取り入れることで役立つ
カステラまんじゅうは可食部100gあたり292kcalとカロリーが高いです。しかし、栄養バランスを考えた食事に取り入れることで、健康的な食事に役立つ要素があります。
糖質が多く食物繊維も多いため、エネルギー源として利用できる
カステラまんじゅうは糖質が61.3g含まれており、食物繊維も2.4g含まれています。糖質はエネルギー源として利用されるため、適量摂取することでエネルギー補給に役立ちます。また、食物繊維も多く含まれているため、腸内環境の改善や便通の促進にも寄与します。
脂質や塩分が普通または低いため、バランスの良い食事に組み込める
カステラまんじゅうは脂質が2.1g、塩分が0.1gと普通または低い値です。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を及ぼすことがありますが、カステラまんじゅうはそれらが控えめなため、バランスの良い食事に取り入れることができます。
以上のように、カステラまんじゅうはカロリーが高いものの、糖質や食物繊維が多く含まれており、脂質や塩分も控えめなため、栄養バランスを考えた食事に取り入れることで役立つ食材と言えます。ただし、摂取量には注意が必要です。
おすすめ:カステラまんじゅうのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
カステラまんじゅうに含まれる無機質の栄養を解説!
カステラまんじゅうの特徴
カステラまんじゅうは、無機質栄養データを見ると以下の3つの特徴があります。
1. ナトリウムが普通量
カステラまんじゅうは、可食部100gあたりに47mgのナトリウムが含まれています。この量は普通量とされており、適度な塩分摂取を提供します。
2. カルシウムとマグネシウムが普通量
カステラまんじゅうには、カルシウムとマグネシウムがそれぞれ45mgと14mg含まれています。これらの量は普通量であり、骨や筋肉の健康維持に役立ちます。
3. 鉄、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが多い
カステラまんじゅうには、鉄、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が多く含まれています。特に鉄やマンガンの量は多く、身体の代謝や免疫機能の維持に重要な役割を果たします。
以上の特徴から、カステラまんじゅうは適度な塩分摂取や骨・筋肉の健康維持に貢献するとともに、多くの栄養素を含んでいることがわかります。食事のバランスを考えた上で、カステラまんじゅうを楽しむことができます。
カステラまんじゅうに含まれるビタミンを解説!
カステラまんじゅうのビタミン含有量の特徴
カステラまんじゅうに含まれるビタミンの特徴を3つに絞って論じます。
1. ビタミンAの含有量
カステラまんじゅうには、ビタミンAの一種であるレチノールが23 μg含まれています。これは多い量であり、ビタミンAの摂取に役立ちます。また、カステラまんじゅうにはβ-クリプトキサンチンも1 μg含まれており、これもビタミンAの一種です。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に重要な役割を果たします。
2. ビタミンDの含有量
カステラまんじゅうにはビタミンDが0.4 μg含まれています。これは多い量であり、ビタミンDの摂取に貢献します。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨や歯の健康を保つために必要な栄養素です。
3. ビタミンEの含有量
カステラまんじゅうにはビタミンEの一種であるγ-トコフェロールが0.5 mg含まれています。また、δ-トコフェロールも1.3 mg含まれています。これらの量は多いと言えます。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぐ効果があります。
最後に、カステラまんじゅうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「カステラまんじゅう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 292 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (62.6) | g | |
└糖質 | (61.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (2.4) | g | 多い |
たんぱく質 | (6.7) | g | 普通 |
脂質 | (2.1) | g | 普通 |
「カステラまんじゅう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (27.9) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.6) | g | 低い |
コレステロール | (56) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「カステラまんじゅう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 47 | mg | 普通 |
カリウム | 77 | mg | 低い |
カルシウム | 45 | mg | 普通 |
マグネシウム | 14 | mg | 普通 |
リン | 77 | mg | 普通 |
鉄 | 1.3 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | 0.35 | mg | 多い |
ヨウ素 | 4 | μg | 多い |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 24 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 23 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 1 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 23 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.4 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.2 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 1.3 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.07 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.2 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.1 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.27 | mg | 普通 |
ビオチン | 3.7 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り/部分割合: 皮 5、あん 7
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。