このページでは、藻の青とさかを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
青とさかのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは青とさかの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 17 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.9 | g | |
└糖質 | 0.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「とさかのり 青とさか 塩蔵 塩抜き」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、青とさかがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
青とさかはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
青とさかとは?どんな食材?
青とさかは、海藻の一種であり、日本料理や寿司のネタとしてよく使用される食材です。その特徴は、鮮やかな緑色の葉と、独特のさかさまになった形状にあります。
青とさかの特徴
青とさかは、海の中で育つことから、豊富なミネラルやビタミンを含んでいます。また、食物繊維も多く含まれており、腸の働きを促進する効果もあります。
青とさかの風味と使い方
青とさかは、独特の風味を持っており、少し塩味があります。そのため、寿司や刺身の具材として使用されることが多く、爽やかな味わいを楽しむことができます。また、サラダや和え物などにも利用されることがあります。
まとめ
青とさかは、海藻の一種であり、鮮やかな緑色の葉と特徴的なさかさまの形状が特徴です。豊富な栄養素を含み、寿司や刺身、サラダなどに幅広く利用されます。その風味は独特であり、さっぱりとした味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は青とさかがダイエットにどう役立つか説明します!
青とさかはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
カロリー
「青とさか」は可食部100gあたり17kcalで、かなり低いカロリーです。
炭水化物
「青とさか」の炭水化物は4.9gで、糖質は0.8gです。糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
食物繊維
「青とさか」は食物繊維が4.1g含まれており、多いです。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。
タンパク質
「青とさか」のタンパク質は0.9gで、低いです。しかし、他の食材と組み合わせることで、バランスの取れた食事になります。
脂質
「青とさか」の脂質は0.2gで、低いです。脂質の摂取量を抑えたい方には適した食材です。
塩分
「青とさか」に含まれる塩分は0.8gで、普通です。塩分の摂り過ぎに注意しながら食事に取り入れることが大切です。
「青とさか」は低カロリーであり、糖質や脂質も低いため、ダイエットや健康志向の方に適した食材です。また、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境の改善や便通の促進にも役立ちます。さらに、塩分の量も普通であるため、塩分制限が必要な方にも適しています。ただし、タンパク質の量は低いため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
おすすめ:青とさかのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
青とさかに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが多い
「青とさか」は、可食部100gあたりに320 mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、適切な摂取量が必要です。ただし、高血圧や心臓病の方は摂取量に注意が必要です。
2. カリウムが低い
「青とさか」には、可食部100gあたりに40 mgのカリウムが含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与し、心臓の健康をサポートします。しかし、「青とさか」はカリウムが低いため、カリウムを摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。
3. カルシウムとマグネシウムが多い
「青とさか」には、可食部100gあたりに160 mgのカルシウムと220 mgのマグネシウムが含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、マグネシウムは体内の酵素反応や筋肉の収縮に関与しています。これらの栄養素の豊富さから、「青とさか」は骨や筋肉の健康をサポートする食材と言えます。
以上のように、「青とさか」はナトリウムが多く、カリウムが低い特徴を持ちます。また、カルシウムとマグネシウムが豊富に含まれており、骨や筋肉の健康に貢献する食材となっています。
青とさかに含まれるビタミンを解説!
「青とさか」のビタミン含有量の特徴
「青とさか」に含まれるビタミンの特徴を以下の3つに絞って論じます。
1. ビタミンAの含有量が多い
「青とさか」には、ビタミンAの一種であるα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンといった成分が多く含まれています。これらの成分は体内でビタミンAに変換され、視力の維持や免疫力の向上に役立つとされています。
2. ビタミンKの含有量が多い
「青とさか」には、ビタミンKも多く含まれています。ビタミンKは血液の凝固を促進する働きがあり、骨の健康を保つためにも必要な栄養素です。
3. ビタミンB2とパントテン酸の含有量が低い
「青とさか」には、ビタミンB2とパントテン酸の含有量が比較的低いです。ビタミンB2はエネルギー代謝に関与し、パントテン酸は皮膚や粘膜の健康維持に重要な役割を果たしています。しかし、「青とさか」にはこれらのビタミンが少ないため、他の食材との組み合わせや補完が必要となります。
最後に、青とさかの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「青とさか」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 17 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 4.9 | g | |
└糖質 | 0.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 4.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 0.9 | g | 低い |
脂質 | 0.2 | g | 低い |
「青とさか」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 92.2 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.8 | g | 多い |
コレステロール | 9 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「青とさか」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 320 | mg | 多い |
カリウム | 40 | mg | 低い |
カルシウム | 160 | mg | 多い |
マグネシウム | 220 | mg | 多い |
リン | 12 | mg | 低い |
鉄 | 0.8 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 1.47 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 130 | μg | 多い |
└β-カロテン | 200 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 35 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 280 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 24 | μg | 多い |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 26 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.05 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
石灰処理したもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。