皆さんは、シーフードヌードルを牛乳で作ったことがありますか?これ、ぶっ飛んじゃうくらい美味しいんですよね。食べるとクラムチャウダーみたいに濃厚な味になります。(個人的感想)
この食べ方を気に入っている筆者は、ある日ふと思いました。「これとお米を牛乳で炊いたらミルクリゾットになるのでは?」と。もしこの仮説が立証されたら、お手軽メニュー文化に新しい風が吹くことでしょう…!
食いしん坊が功を奏して、グルメライターとして活動。血糖値に怯えつつも甘いものがやめられない甘党。座右の銘は「無理しない」
本日挑戦するのは「シーフードヌードルリゾット」
1.材料一覧はこちら
それでは本日の材料です。
・お米 2合
・シーフードヌードル 1個
・牛乳 500ml(+あとで200ml追加)
材料は以上です。なんとシンプル!牛乳は最初500mlで炊きましたが、足りなくて後から200ml追加しました。
今回のレシピは、すべてを炊飯器に入れてスイッチを押すだけと超簡単。「お手軽な メニューはこうで なくっちゃね」ズボラ主婦(私)心からの俳句を詠んでみました。(季語なし)
2.お米を洗おう
まずはじめに、お米を炊飯器に入れて水で洗います。お米を洗いながら私は何だかワクワクしています。なぜなら今回の検証が美味しくなる予感しかしないから。
んーもうワクワクしすぎて遠足の前日みたい!遠足って楽しみすぎて夜なかなか眠れませんよね。ちなみにバナナはおやつに入りません(?)帰るまでが遠足です(??)
3.牛乳を通常の水量よりたくさん入れる
ここで牛乳を投入。通常の目盛より多く牛乳を入れます。2合のお米で牛乳を4合近くまで入れて大丈夫です。
ここで筆者は2.5合分の牛乳(500ml)しか入れず、後述しますが普通の固さのご飯が炊けてしまいました。牛乳1本を使い切りそうな勢いで不安になるかもしれませんが、思い切って入れてOKです。
4.シーフードヌードルを砕いて入れたら炊飯ボタンを押す
最後にシーフードヌードルを砕いて入れ、炊飯ボタンを押して普通に炊きます。今まで筆者は牛乳を入れてご飯を炊いたことがないけれど、ここまで全く抵抗感なく工程を進められました。
シーフードヌードル+牛乳の絶対的な信頼感。家事ヤロウでレギュラーメンバーから絶大な信頼を置かれている、和田明日香さんの料理くらい安心して見ていられるよ、うん。
炊いている途中、部屋はモーレツにいい香りで満たされました。もうこれ間違いないやつじゃん。「早く食べたい!早く食べたい!」と私の心が叫んでる。早くあなたに会いたいよー!
完成!あれ、あの香りはどこへ…?
ピピー、ピピー。炊飯終了の音が鳴り、いよいよご対面のときがやってきました。それでは、オープン!
んんん!?
炊いている途中のモーレツないい香りがあまりしない…!
なぜ…?これは意外すぎです。彼(リゾットくん)は付き合う前にはグイグイ来るタイプだったのに、付き合ってみると意外と控えめだったみたいな。ガッカリというよりも新鮮な気持ちです。あなたにそんな一面もあったんだ。私はあなたをもっと知りたい(?)
【悲報】ご飯2合に2.5合分の牛乳では足りなくて、普通に炊き込みご飯が爆誕
炊き上がったご飯をしゃもじで混ぜると、私は重大なミスを知ることになります。普通の固さで炊けちゃってるよ(汗)
なんならいい感じのお焦げまでできてる。これではただの炊き込みご飯であーる。
さすがにこれでは本日のミッションが失敗に終わってしまうので、
200mlの牛乳を追加して、再び炊飯してみよう。さて、無事ミルクリゾットは完成するのでしょうか?
再チャレンジでなんとかミルクリゾットに
ほどなくして再炊飯は完了。牛乳を足したら何とかリゾットっぽくなりました。でもまだまだやわらかめに炊けたご飯といった印象です。リゾットにするには牛乳を結構入れちゃってもいいんですね。
ビジュアル的にはシーフードヌードルの存在感が少し薄いような…。「ちゃんと味するかなぁ」と若干の不安はありますが、早速食べてみることにいたしましょう。
実食!優しすぎる味に胸キュン
お皿に盛り付けたらちょっといい感じに。リゾットっぽい雰囲気がちゃんと出ていますよね。でもシーフードヌードル感は一体どこへ行ったのでしょう?麺も具もひっそり隠れてしまっています。
これはレシピを改良したほうがいいかもしれませんね。お米2合と牛乳700mlにカップ麺1個では少なすぎたかな。シーフードヌードルは2個入れたほうがいいな。そしたら牛乳はもっと追加したほうがいいよね。…ワイ氏無限ループに突入。
ちょっと薄いけど、体にしみ渡る優しい味わい
それではひと口パクッ。
や、優し~い!(涙)
もし二日酔いしたときにこれを出されたら、作ってくれた人に「ありがとう!」って思わず抱きしめてしまいそう。体にしみ渡るような、超優しい味わいです。優しすぎてあのジャンキーなカップ麺が入っていることを忘れてしまいそうです。
シーフードヌードルくんってさ、炊いているときにはあんなに香りでグイグイ主張してきたのにさ、実はこんなに優しかったんだ。そのギャップに胸がキュン。
味はちょっと薄いですが、味がしないほどではないです。たったシーフードヌードル1個でこの存在感とは。カップ麺って結構味が濃いんですね。
バター・粉チーズ・ブラックペッパーで奇跡のマリアージュ
そのまま食べたときに筆者はピンと来ました。「これってバターと粉チーズが合うんじゃない?」って。よってご飯の中に投入。
追い粉チーズして、最後にブラックペッパーをトッピング。そしたら奇跡が起きました。激うま!!
味わいの洋風度が一気に増しました。バターや粉チーズの香りが立ち、ミルクの風味がup。ブラックペッパーがキュッと味を引き締めて、オシャレな味へと華麗に変身。
私のスプーンを持つ手が止まりません。ヤバい、これ美味しすぎる…!
そして私は感じたのです。「この味、初めてシーフードヌードルを牛乳で作ったあの感動に似てる」って。感動再び、Once again。 熱い気持ちになったら頬には涙が…。
【検証結果】シーフードヌードルとお米を牛乳で炊くとミルクリゾットになる!
今回の検証で、シーフードヌードルとお米を牛乳で炊いたらミルクリゾットになることが立証されました。ここにコーンやベーコンを入れたり、揚げてコロッケにすればまた別の食べ物になれるんじゃない…?むむむ、これは可能性を秘めておる!Vol.2に突入ですな。それでは後報を待て!!
【追記】この「リゾット」を冷凍保存し、後日コロッケにアレンジして記事にしました。余すところなく使われるカップヌードル・シーフードの活躍をぜひ見てほしい!