このページでは、暮らしのレシピになる様々な情報を掲載。読者や編集部員の質問「アンチョビ売ってない場合の代用品は?代わりの味付けどうしうたらいい?」に、ズバッと結論から回答しています。

アンチョビ売ってない場合の代用品は?代わりの味付けどうしうたらいい?
アンチョビは、料理の風味や深みを出すために多くのレシピで使用されています。しかし、時には近くのお店に売っていないことも。そんな時、どうすれば良いのでしょうか。この記事では、アンチョビの代用品と、それを使った味付けの方法をまずは代表的なものからご紹介します。
1. アンチョビの代用品とは?
アンチョビは、特有の旨味と塩味を持っています。そのため、代用する食材もこの2つの要素を持つものを選ぶと良いです。
1.1 塩さば
塩さばは、塩で保存されたさばのことを指します。アンチョビのような塩っぱさと、魚独特の旨味があります。細かく刻んで使用すると、アンチョビに近い風味を出すことができます。
塩味と魚由来の脂質は再現できますが、アンチョビがもつ独特のクセや、発酵由来の旨味は少し再現が難しいかもしれません。
1.2 しょうゆ
しょうゆは、アンチョビの代わりの塩味として使用できます。しかし、旨味の部分は補うことができませんので、他の食材と組み合わせることをおすすめします。
1.3 うま味調味料
うま味調味料は、アンチョビの旨味を補うためのものです。塩味は少ないので、しょうゆや塩と組み合わせると、アンチョビの風味に近くなります。
すなわち、しょうゆ+うまみ調味料はアンチョビの代替案になりますが、魚本来のグルタミン酸が持つ旨味や、発酵によるクセなどが欠けるため、「塩サバ」よりもより応急処置的な味付けになります。
2. 代用品を使った味付け方法
アンチョビの代わりにこれらの食材を使った味付けの方法をご紹介します。
2.1 塩さばを使用した場合
- 塩さばを細かく刻みます。
- 必要な分量に合わせて、お料理に加えます。
- 他の調味料とのバランスを確認しながら、味を整えます。
2.2 しょうゆとうま味調味料を使用した場合
- しょうゆとうま味調味料を、それぞれの料理の分量に合わせて混ぜます。
- アンチョビを使用するステップで、この混合液を加えます。
- 味の調整をしながら、完成まで煮込みます。
3. まとめ
アンチョビがない場合でも、代用品を使用することで、料理の風味や深みを楽しむことができます。料理の種類や好みに合わせて、最適な代用品を選んでみてくださいね。

他にもアンチョビの代用になる調味料や食材はありませんか?
アンチョビの代用として、他にもさまざまなアイディアをご提案いたします。アンチョビは旨味と塩分が特徴なので、それを考慮して以下のような食材も考えられます。
1. 塩辛や魚醤
1.1 塩辛
魚を塩漬けにした日本の伝統的な食品です。アンチョビに近い強い塩味と旨味がありますので、適量を使用すると良いでしょう。
1.2 魚醤(ナンプラー)
アジア料理でよく使われる調味料です。魚やエビを発酵させて作られるこの調味料は、アンチョビの風味に近い味わいが得られます。
2. 乾燥わかめや昆布
2.1 乾燥わかめ
わかめを乾燥させたものには、アンチョビのような旨味が含まれています。乾燥わかめを水で戻し、料理に加えるとよいでしょう。
2.2 昆布
昆布にはグルタミン酸という旨味成分が多く含まれており、アンチョビの代わりとして使えます。昆布のだしを取って使用するか、細かく刻んで料理に加えても良いです。
3. ワカモレやカパーズ
3.1 ワカモレ
ワカモレの塩味と脂質の風味は、アンチョビの風味と似た部分があります。ただし、テクスチャーが異なるので、使い方に工夫が必要です。
3.2 カパーズ
塩漬けのカパーズは、アンチョビのような塩味を持っています。ただし、魚の旨味はないため、他の食材と組み合わせると良いでしょう。
4. まとめ
アンチョビは、その独特の風味を持つため代用は難しいと感じるかもしれませんが、上記のように様々な食材を組み合わせることで、似た味わいを再現することができます。アンチョビが手元にない時でも、工夫次第で美味しい料理を楽しむことができるのです。