お野菜たっぷり＆簡単！低脂質・高タンパクの「鶏むね肉ときゅうりの食べる中華スープ」

1まずはきゅうりを切ろう

まずはきゅうりを斜め薄切りにしましょう。夏野菜の定番であるきゅうりは生で食べるサラダや、冷たい酢の物といったお料理のイメージが強いですが、実は加熱してもおいしい食材。今回のようにスープはもちろん、炒め物にしてもキュッと身が締まって、いつもと違った食感を楽しめます。そのほとんどが水分で栄養価は高くありませんが、体内の余計な塩分を排出してくれるカリウムが豊富。

むくみ予防に嬉しい食材です。

2人参を切ろう

続いて人参を縦に4等分してから薄切り（短冊切り）にします。抗酸化力の高いβカロテンたっぷりで、鮮やかなオレンジが目にも嬉しい食材。今回は量は少なめですが、スープに彩りとほん海苔甘みを与えてくれます。

3鶏むねの下ごしらえをしよう

下ごしらえのラストは鶏むね。食べやすい大きさにそぎ切りにし、片栗粉をまぶしましょう。鶏むねは100gあたり1.9g（※1）とほとんど脂質が含まれていないため、そのまま加熱すると水分が飛んでしまい、どうしてもパサパサした食感に。片栗粉をまぶしてその身をコーティングしておけば、それを防げるというわけです。

※1.数値は日本食品標準成分表2020年版（八訂）の[むね/皮なし/生]参照。

丁寧にまぶしたら準備完了。次からはスープを作っていきます！

4鶏むねを炒めよう

深めのフライパン（またはお鍋）にごま油を熱し、鶏むねを加えて色が変わるまで炒めましょう。先ほどまぶした片栗粉が、鶏むねの水分をしっかりキープ。この後煮込むので、表面の色が変わればオーケーです。

5調味料・人参を加えて煮立たせよう

次にお鍋に水、鶏ガラスープの素、おろしにんにく、人参を加えて煮立たせましょう。ちなみに、人参や大根、芋などの根菜類は水から似たほうが煮崩れしにくく、ムラなく仕上げることができます。と言っても今回人参は量も少なく、また短冊切りにしているのでそれほど気にしなくても大丈夫。…と、弱火で5分ほど煮たら次の工程に移りましょう。

6もやし、きゅうりを加え、醤油を回し入れてさらに煮込もう

さらにもやしときゅうりを加え、醤油を回し入れて煮込みましょう。もやしもきゅうりも後入れで煮込むことでシャキシャキ食感をキープ。また、醤油も後半に入れた方が風味が生きて、色もキレイに仕上がります。軽く混ぜつつ弱火で2～3分ほど煮込めば完成！

あとは盛りつけるだけです！

7盛りつけて完成！

スープを器に盛りつけて、輪切りの唐辛子をちらして完成！ちなみに、辛い物が苦手な方は唐辛子はなくてもオーケーです。今回ランチョンマットは中華スープ気分を盛り上げてくれる、鮮やかなオレンジ色の物をチョイス。人参のオレンジとバランスが取れていていい感じです。さらに、小籠包がデザインされた箸置きでワンポイントをプラスしてみました。

では、さっそく食べましょう！

さっそく、鶏むねときゅうり、その他の具材とスープをしっかり絡めて食べてみました。…ふっくらツルンとした食感の鶏むねに、シャキとろ食感のきゅうりが絡んでおいしい！加熱したきゅうりはシャキシャキ食感は残っていながらも、ほん海苔とろりと甘みを感じます。また、もやしの歯ごたえ、人参の甘みがシンプルな味つけのスープに絡まって、素材の旨みが口いっぱいに広がります。 後味に醤油とにんにくの香ばしい香りでほっこりできて、お野菜たっぷりお腹も大満足なスープに仕上がりました。