おつまみや子どものお弁当にも！冷凍むきえびでふわふわ黄金焼きのレシピ

1まずハムきエビの下処理をしよう

冷凍むきエビを解凍します。前の晩に冷凍庫から冷蔵庫に移しておくと解凍できます。くれぐれも水に浸して解凍しないでください。水に浸すことで水っぽくなり、むきエビのおいしさが水に流れ出ていってしまうためです。

解凍したむきエビに背ワタが残っていれば、つまようじで取り除いてください。

水けをきったむきエビをボウルに入れ、片栗粉、塩、酒を加えてやさしくもみながら生臭さを取り除きます。ここで一度水で洗い流し、水けをきります。

むきエビの下処理をしないと、食べる時にも生臭さが残り、味が悪くなります。

半量のむきエビを細かく刻みます。刻んだむきエビと、そのままの大きさのむきエビにすることで、食べる時に違う2つの食感が楽しめます。そして、生地をつくる時に固形のむきエビがなじみやすくなります。

2長芋をすりおろそう

長芋をすりおろします。皮をむき、手で持つ側にキッチンペーパーをカブせて使うことで、かゆくならずにすりおろすことができます。

長芋をきれいにすりおろすコツは、円を描くように丸く動かしてすりおろすと繊維がきれいになくなり、なめらかな状態にできます。もし、円形に描けないすりおろし機なら、上下に長芋を動かしてすりおろしてください。

3ねぎを刻もう

ねぎを小口切りにします。ねぎは長いので、適当な長さに切ったら数本ずつに分けて刻みます。

4材料を混ぜて生地をつくる

直径22cmくらいの大きめのボウルにむきエビ、長芋、ねぎ、片栗粉、卵、黒こしょうを入れて混ぜ合わせます。

卵が全体に混ざり、長芋のねっとりとした手ごたえを感じられるまで混ぜます。

5薄力粉と水を加えて生地作りの完成

最後に薄力粉、水を加えてさらに混ぜます。水の量は、生地が水っぽくならず、ぽってりとした重い感じになるくらいが目安になります。

6テーブルスプーンを使うと便利！

生地が出来上がったらテーブルスプーンを使ってすくいます。量はフライパンに流し入れた時に直径5cmくらいに広がる程度です。

※テーブルスプーンはカレーなどを食べる時に使う大きめのスプーンのことです。

テーブルスプーンがない場合は、お玉の半分に生地を入れてください。

7フライパンに間隔をあけて焼く

フライパンにごま油を中火で熱し、温まったら生地を落とし入れます。落とし入れたらスプーンの背を使って平らに5cmくらいになるように円を描くように広げます。

厚みがあるより、平らにのばした方が火の通りが早いので、スプーンの背を使って広げると均一の高さにできます。

8両面こんがり焼けたら完成！

淵がチリチリとこんがりきつね色に焼けてきたら上下を返し、同じように焼けたら完成です！焼き上がり目安は、スプーンで軽く押してみて弾力のある返しがあれば大丈夫です。

器に盛りつけ、細切り唐辛子をのせれば完成です。

刻んだむきエビと、丸ごと加えたむきエビのふたつの食感が楽しめ、すりおろした長芋のもちもちふわふわ生地がよく絡まりあと引くおいしさです！むきエビが外はカリカリ、中ふわふわとした生地にぎっしり詰まってどこから食べてもむきエビに出会えるのでエビ好きにはたまらない仕上がりです。 そして焦げたねぎとごま油の香ばしさが全体の味を引き締めて箸が止まりません。 酢じょうゆにつけて食べると酢の酸味がプラスされ、さっぱりとした味つけに。