本格レモンパイのレシピ！冷凍パイシートで簡単♪失敗なしの作り方

1レモンは皮をすりおろし、果汁を搾っておこう

レモンはよく水洗いして、皮をすりおろします。すりおろしたら半分にカットして、レモン搾り器で果汁を搾ります。レモンは皮に香りが詰まっているので、黄色い皮の部分は隈なくすりおろしましょう。

2冷凍パイシートを解凍しておこう

冷凍パイシートは解凍してから使います。夏の暑い時期などは数分で解凍されるので、使う少し前に室温に戻しておく程度で解凍できます。大きめのパイシートが無い場合は、生地と生地を1cm程度重ねて20×20cm程の大きさになるように合体させましょう。生地

が重なる部分に薄く水を塗るとくっつきがよくなりますよ。

3パイシートを伸ばそう

解凍されて柔らかくなったパイシートを、麺棒を使って伸ばします。厚みが均一になるように気をつけながら、タルト型がすっかり収まる大きさまで伸ばします。途中麺棒に生地がくっつきそうな場合は、強力粉で打粉をしてくださいね。

4タルト型にパイシートを敷き詰めよう

伸ばしたパイシートをタルト型に被せます。生地の端を持ち上げて、型の底と側面の間にある角まできっちり詰め込みます。余った生地は型の外側に垂らして、上から麺棒を転がしてカットします。余ったパイシートはそのまま焼いたり、チョコレートを包んで焼いても美味しいですよ。

親指と人差し指を使ってパイ生地と型をつまみ、パイシートがしっかり型に沿うように形を整えます。パイ生地は焼くと膨らむので、しっかり押さえても大丈夫です。形が整ったらフォークで底にまんべんなく穴を開け、空気穴を作っておきます。

5パイ生地を焼こう

パイ生地にアルミホイルを乗せ、上からタルトストーンを乗せます。タルトストーンは小豆やお米でも代用できますよ。しっかり角まで重石を乗せたら、予熱しておいた190℃のオーブンで20分焼成します。一旦オーブンから取り出して、アルミホイルと重石を外したら、オーブンに戻して10分焼成します。薄く焼き色がついたら型のまま冷ましておきましょう。

6レモンカードを作ろう

鍋にバター、レモンの皮のすりおろし、レモン果汁を入れ火にかけます。煮詰める必要はないので、バターが溶けたら火を止めます。ボウルに全卵、卵黄、グラニュー糖を入れよく混ぜたら、鍋のレモンバターを少しずつ注ぎ混ぜます。よく混ざったら鍋に戻して再び火にかけ、絶えず混ぜながらとろみがつくまで火を入れます。ゴムベラで鍋の底を撫でると、撫でた跡がしっかり残るぐらいまで加熱してください。
これでレモンカードの出来上がりです。できたレモンカードはパイ生地に流して平らにならしておきます。

7メレンゲを作ろう

卵白にメレンゲ用のグラニュー糖を加え、ハンドミキサーの高速で泡立てます。ツヤのあるクリーミーな角の立ったメレンゲができたら、工程6のレモンカードの上になだらかな山形になるようにこんもりと乗せます。

8メレンゲをデコレーションして焼成しよう

今回はスプーンの背を使って角が立ったデザインにしました。スプーンの背をメレンゲにあてて、そのまま上に向かって離します。ツンと角の立った部分がデザインになるレモンパイのデコレーションのひとつです。その他、パレットナイフで撫でた跡をつけたデザインや、絞り袋と口金を使ってピンポン玉のように丸いメレンゲを乗せるデザイン等、お好みでデザインを変えて楽しんでくださいね。

デコレーションできたらメレンゲに粉糖をふりかけて予熱しておいた200℃のオーブンで10分焼成します。メレンゲの高い部分に薄く焼き色がついたら出来上がりです！

メレンゲのふわふわ感と、クリーミーなレモンカード、サクサクのパイが一口で一気に楽しめる贅沢なお菓子に仕上がりました。レモンカードの酸味が甘さの中で引き立って、とっても爽やかな美味しさです！画像ではフォークを使っていますが、パイ生地が切り取り辛いので、実際はカブりついて食べるのがおすすめ。（笑）夏の暑い日に、しっかり冷やして食べるのも美味しいですよ！