子どもが喜ぶ給食メニュー！お酒にも合う豆腐のまさご揚げのレシピ

1まずは豆腐の水切りをしよう

豆腐の簡単な水切り方法は2種類あります。時間がある場合は、画像のように豆腐の上に重石をのせて1時間から2時間置いておくことで、しっかり水を出すことができます。

もうひとつの方法は、豆腐を電子レンジ対応のクッキングペーパーで包み、耐熱皿にのせてラップなしの電子レンジで600Wにて1分30秒加熱します。加熱することで豆腐が膨張し、中に残っていた水分を抜くことができます。

どちらも豆腐の水切りをする際に簡単にできる方法ですので、やりやすい方で行ってください。

2玉ねぎをみじん切りにしよう

玉ねぎをみじん切りにします。玉ねぎは焼くと焦げやすいため、小さく切ることで焦げ防止になります。玉ねぎをみじん切りにする際は、根元は残し、繊維に沿って3mm幅くらいに細かく切り込みを入れ、90度回転させ、横から2〜3箇所深く切り込みを入れてから端から薄く切ります。根元を残したまま刻むことで、作業中にバラバラにならずに一気に刻めるので便利です。

3にんじんをみじん切りにしよう

玉ねぎと同じようににんじんもみじん切りにします。にんじんは玉ねぎより焦げにくいので、多少大きめに切っても大丈夫です。

4むきエビを刻もう

自然解凍したむきエビの水分をきり、包丁で細かく刻みます。大きめに刻むとこのあと生地を成形しにくくなるため、細かく刻みます。

売られているむきエビによりますが、背ワタが残っている場合は、つまようじで引っ張って取り除くようにします。

5材料すべてをボウルで混ぜ合わせる

大きめのボウル（直径22cmくらい）にすべて（具材・調味料）を入れます。この時、豆腐は手で崩しながら入れておくとこの後の作業が楽になります。

6手でしっかり練り混ぜる

調味料が全体に行き渡り、生地に粘りっけが出てくるようにしっかり混ぜ合わせます。はじめは水っぽさが感じられますが、混ぜていくうちに生地に重さが出て粘りっけが出てきます。

全体がひトマトまりになります。もし水っぽさが残るようであれば、片栗粉を足して調整します。

7生地を楕円形に成形する

生地を6cmくらいの楕円形に成形します。生地内に空気が残らないように表面をならして形を整え、片手から片手へ軽く投げるようにして空気を抜きながら形を整えます。

8フライパンに並べ入れて焼く

フライパンにサラダ油を入れ（油の量は生地が軽く浸るくらい）成形した生地を並べ入れ、中火で焼き始めます。加熱は、生地を入れてから火にかけるのが大切です。十分にあたたまった状態の油へ生地を並べ入れることで表面だけ早く焼けてしまい、生地の中までしっかり火が通りにくくなるからです。

9こんがりきつね色に焼いたら完成！

3分程度でこんがりきつね色に片面が焼けるので、上下を返し、同じく3分程度焼いたら油をきり、器に盛りつけてたれ調味料をつけて食べます。意外に火の通りが早いので、焦げないように気をつけます。

ふんわりした食感は、木綿豆腐をたっぷり使い、鶏ひき肉とむきエビで弾力を出しているので、見た目よりはるかにやさしい食感で食べやすいです。まずはたれをつけずにそのまま食べるのがおすすめ。玉ねぎやにんじん、むきエビの甘みがしっかり味わえ、箸が止まらないおいしさです。 そして、酢じょうゆをつけて食べてみると酸味が甘みに加わり、おかずとしてももちろん、おつまみにも大変身！お好みでわさびを加えるとツンとした風味が大人の味になり、お酒の進む一品に。