子どもも好きな味！リピート必至な鶏のカレーチーズから揚げのレシピ

1まずは鶏肉の脂肪を取り除こう

今回使用する鶏肉は、から揚げ用として売られているものを使用しているため、はじめから切り分けられています。しかし、皮には余分な脂肪がそのまま付いているので、包丁で切り離します。

脂肪がついているとカロリーが高くなるのはもちろん、加熱時にはねることがあるので、できるだけ取り除きます。鶏皮も今回はつけたまま使用しますが、お好みで取り除きたい場合ははがしてください。

2鶏肉に下味をつけよう

鶏肉を大きめのボウルに入れ、塩、粗びき黒こしょうを加えます。

手でよくもみ込み、最後に酒を加え、なじませます。酒を最後に加えるのは、鶏肉の臭み取りと、肉質をやわらかくするためです。

3衣調味料をしっかり混ぜよう

ボウルに衣調味料を入れ、泡だて器でダマが残らないように混ぜ合わせます。ここでしっかり混ぜ合わせないと、鶏肉に衣としてまぶした時、均一な味にならないので、気をつけてください。

今回は泡だて器で混ぜましたが、保存用袋などに入れ袋の口を閉じて振っても同様に混ざります。お好きな方法で混ぜてください。

4鶏肉に衣をまぶそう

鶏肉、衣調味料を保存用袋に入れ、袋の口を閉じて袋ごと振り、しっかり鶏肉に衣をまぶします。空気を含ませるように振るうことで、しっかり衣がつきます。

ムラがでないようにまぶしたら準備完了です。

5フライパンに油を低温で熱し、鶏肉を揚げ焼きにする

フライパンにサラダ油を鶏肉の高さ半分くらいを目安に注ぎ、加熱します。油の温度は低温にします。から揚げをつくる時、はじめは低温でゆっくり揚げ、その後高温で揚げるのがコツです。こうすることで衣がカリッと仕上がるからです。

低温の温度は、160〜165℃の状態をいいます。ゆっくりと揚げ、中まで火を通すときに使い、油を中火にかけて熱し、乾いた菜箸を入れてみたときに、細かい泡が静かにゆっくりとまばらに上がってくる状態を目安にしてください。

全体に火が通り、衣の色が少し濃くなり鶏肉に火が通ったら一旦取り出します。

この時の油は衣がはがれて汚れているので、一旦処分します。汚れた油を使うと油に沈んだ衣が焦げ、仕上がりが悪くなるので、手間になりますが、新しい油に取り替えます。

6高温で鶏肉を揚げて完成！

5分程度おいてから、新しい油をフライパンに注ぎ入れ、高温に熱してから鶏肉を戻し入れて揚げます。今度は短時間で揚げます。衣の色が色濃くなり、菜箸で触れてかたくなったら火からおろします。

高温の油の温度は185〜190℃の状態。外側がカリッと仕上がり、1〜2分程度の加熱時間で揚げます。

器に付け合わせ野菜、から揚げを盛りつけて完成。

まずは、やはり衣と鶏肉の食感から。外はカリッとして中は鶏肉のしっかりした弾力と油が溢れ出して理想的なから揚げ。そして、このから揚げの最大のおいしさでもあるカレー粉とパルメザンチーズの最高の組み合わせがこれまでのから揚げの常識を逸するといってもいいくらいの辛みの中にチーズのまろやかな味と濃さがお口の中で広がります。 カレー粉だけでは表現できない味の奥深さが最初から最後まで味わるのは準備段階で衣をしっかり混ぜ合わせ、そして鶏肉にまぶしたからこそ。