ピーナッツバターを使って鶏肉ソテー！独特の甘さとコクが個性的な初めての味

1まずはスナップエンドウの下処理をしよう

スナップエンドウを水洗いしたら筋取りをします。ヘタを折り、そのまま先端まで引っ張りながら太い筋を取ります。左右反転させ、ヘタのあった所から同様にスッと筋を引いて細い筋を取り除きます。

力強く引くと筋が途中で切れてしまうので、やさしく筋を引っ張るのがコツです。

2鶏肉を3cmサイズに切ろう

鶏肉についている余分な脂肪や筋、（お好みで）皮を取り除きます。脂肪は皮の縁に付いていて厚みのある白いものです。
3cmサイズのひと口大に切り分けます。

鶏肉をボウルに入れ、片栗粉を振るい入れたら肉全体に粉が行き渡るようにまぶします。

手でもみ込むようにして、しっかり粉をまぶします。

3調味料を混ぜ合わせておこう

小さめのボウルに調味料を混ぜ合わせて用意します。ピーナッツバターは溶けにくいので、しっかり溶かしておきます。ここでしっかり溶かし混ぜておくと、このあと食材にまわし入れる時に均一に味が行き渡ります。

ぬるま湯でも溶けますが、ピーナッツバターの種類によっては溶けにくい場合もあります。甘さ控えめのものは溶けにくいので、ぬるま湯ではなく熱めの湯で溶いてください。

4スナップエンドウをこんがり焼く

フライパンにサラダ油（大さじ1/2）、スナップエンドウを入れ、弱火～中火の間で焼きます。焼いている時軽く跳ねるので、フライパンを時々揺すりながら焼くのがコツです。

スナップエンドウの表面に軽く焼き色がつき、緑色が濃くなれば焼き上がりです。一旦フライパンから取り出して油をきります。

スナップエンドウは火の通りが早く、焼き色もつきやすいので焦げないように気をつけてください。

5鶏肉をこんがり焼く

フライパンにサラダ油（大さじ2）を追加で加え、鶏肉を間隔をあけて皮目を下にして並べ入れ中火で焼きます。揚げるのではなく、焼くので油は少なくて大丈夫です。あまりいじらず、縁が濃い焼き色になり、肉が反り始めたら裏返すサインです。

鶏肉全体にこんがりきつね色に焼き色がついたら、さらに表面がカリッカリになり、香ばしくなるように強火にして焼きます。カリッカリに表面を焼くことで、食べた時に歯応えがしっかり味わえます。

皮がカリッカリになったら一旦取り出し、油をきります。

火を止め、フライパンに残った余分な油をキッチンペーパーで拭き取ります。

6調味料を加える

鶏肉を戻し入れ、中火で加熱したら調味料をまわし入れて煮詰めます。鶏肉に調味料が絡むようにフライパンを揺すりながら煮詰めます。

7鶏肉にしっかり調味料を煮絡める

時々木べらでかき混ぜながら煮詰め、ピーナッツバターが焦げやすいので、煮汁がなくならないようにし、半分くらいの量になるまで加熱します。煮汁が絡んでくると鶏肉の表面につやが出てきます。

8スナップエンドウを加えたら完成！

煮汁が半分くらいになったらスナップエンドウを加え、最後に混ぜ合わせて煮汁をしっかり絡めたら火を止めます。スナップエンドウを加えたら1分程度加熱するくらいが目安です。

すでにスナップエンドウには火が通っているので、軽く加熱して煮汁を絡めるくらいです。

器に盛りつけ、（あれば）細切り唐辛子をのせて完成です。 ピーナッツバターを煮詰めてできた濃いピーナッツの甘さとコチュジャン、にんにくの辛みがしっかり効いて独特のこってり感の中にカリカリに焼いた鶏肉の表面と鶏ももらしいやわらかな歯応えが印象的な仕上がりです。 対して、スナップエンドウのカリッとした歯ごたえは下ゆでしていないのでいいアクセントなり、飽きない食感です。