冷凍中の撹拌（かくはん）不要で作れる！簡単＆なめらか抹茶アイス

1抹茶をお湯で溶いておこう

抹茶は大さじ1のお湯で溶いておきましょう。事前にしっかりお湯に溶かしておかないと、その他の材料に混ぜた時ダマになってしまいます。また、抹茶はメーカーによって溶かすお湯の量が変わってくるので、大さじ1杯でまだ粉っぽい場合はお湯を少量ずつ足し、スプーンで軽くかき混ぜられる程度のクリーム状になるまでお湯を足してください。

2卵を泡立てよう

卵をボウルに割り入れ、砂糖（A）を加えハンドミキサーの高速で撹拌します。白っぽくもったりするまで撹拌してください。今回はコクを出すためブラウンシュガーを使用していますが、その他グラニュー糖やきび糖、上白糖などお好みのお砂糖でも作れます。きび糖など茶色いお砂糖はコクが出て、グラニュー糖はスッキリした甘さに。上白糖は他のお砂糖より少し甘めに仕上がるなど、お砂糖の種類によってわずかですが味の違いが出るので、お好みで使い分けましょう。

3生クリームを泡立てよう

生クリームに砂糖を加え、氷水を入れたボウルにあてて泡立てます。混ぜた跡がくっきりつくくらいしっかり立てましょう。室温が低い場合は氷水無しでもかまいませんが、その場合は必ず冷蔵庫から出したての冷たい生クリームを使用してくださいね。

4卵、生クリーム、抹茶を混ぜよう

泡立てておいた卵、といておいた抹茶、泡立てた生クリームをひとつのボウルにまとめて混ぜていきます。最初は混ざりにくいですが、ゴムベラでボウルの底から返すように混ぜ続けると徐々に混ざり合ってきます。ただし、混ぜ過ぎるとせっかく泡立てた卵や生クリームの気泡が消えてしまうので、手早く混ぜてください。

こちらが混ざりきった状態です。抹茶や生クリームの塊が無く、適度に気泡の残っタコんもりした状態です。この気泡がたくさん含まれた状態が、なめらかな食感を生みます。通常手作りアイスで冷凍中にかき混ぜるのは、気泡を含ませるため。その作業を先に済ませておく事で、冷凍中の撹拌が不要になります。

5型に入れて冷やし固めよう

深めのタッパー等に工程4の生地を流します。抹茶や生クリームの気になる混ぜ残しがあればスプーン等で軽く混ぜてください。このまま4〜5時間冷凍庫で冷やし固めます。

6しっかり固まったら完成です！

冷え固まって冷凍庫から取り出したてのアイスクリームは硬くて扱い辛いので、少しだけ室温に戻すか冷蔵庫で柔らかくします。さらに温めたスプーンやディッシャーですくえば扱いやすくなり、綺麗に盛り付けられますよ。

冷凍中の撹拌が不要なので、お気に入りのカップに詰めてカップアイスにする事もできます！工程5でお好きなカップやグラス、ココット等に流して冷やし固めましょう。蓋付きのカップで作れば、おうちでお店みたいなアイスクリームが作れますよ！

少し周りが溶け始めた頃に食べてみました。溶けた部分とまだ硬い部分を混ぜて食べると本当にクリーミーで美味しい！手作りと言わずに友人に食べてもらったところ、食べ終わるまで気付かれませんでした。(笑)そのぐらい本格的なアイスクリームに仕上がるのです！ 個人的にはほん海苔苦味のある濃厚な抹茶アイスも好きなので、次回は抹茶の量を増やして作りたいと思います。半分ぐらい食べたら、牛乳を混ぜてシェイク風にするのもおすすめです。